お腹に手をあてる
  • 生理前になると便秘になる
  • 3日以上出ないのなんて当たり前
  • 便秘が続いて、お腹が張って苦しい

あなたも便秘に悩んでいませんか?
私は生理前になるとよく便秘になり、そのたびにお腹が張って苦しい思いをしています。
便秘が続くと肌荒れ、体臭がキツくなる、痔になると聞くので、ちょこちょこ便秘薬に頼ることも…。

しかし、便秘薬に頼ってばかりいると腸が慣れてきて、さらに便を出す機能が低下してしまうようです。

そこで今回は、便秘解消に役立つマッサージ・ツボについて紹介します。

ツライ便秘に悩んでいる方は、今日から実践してみましょう!

※この記事に掲載している内容は個人の感想であり、効果には個人差があります。
効果・効能を保証するものではありませんので、ご了承ください。

便秘解消に効果的なマッサージ

便秘解消に効果的なマッサージ法を調べてみたところ、意外と簡単にできるマッサージ法を見つけました。
どれも簡単なので、試してみてください。

「の」の字マッサージ

おへそ周りに手を当てて「の」を描くようにマッサージする方法です。
血行を促進させて腸の働きを活発にし、お通じが良くなります。

やり方
1.まず仰向けになり、両膝を立てる体勢をとります。
2.腰を痛めないように、腰の下に薄めのクッションを敷きます。
3.お腹に優しく手を当てて、おへその下から時計回りに「の」を描きます。この時、指で強く押さないように注意しましょう。
4.固くなっている腸を柔らかくほぐすイメージで、ゆっくりとマッサージします。

この一連の流れを1日に10~30回程度行ってください。
お風呂上りは血行が良く、体が温まっている状態なのでお風呂上りにマッサージするのがオススメです。

ねじれ腸・落下腸マッサージ

ねじれ腸の方は腸に便が通りにくいため、腹痛を伴いながら便秘を起こしやすい傾向があります。

改善するには、腸をゆらしながら引っかかっている便をほぐすのが良いそうです。

1.肩幅ぐらいまで足を広げて立ち、両腕を広げます。
2.上半身を振り子のように左右にひねります。体をひねる際に息を吐くのがポイントです。
3.力を入れずにリラックスして上体をひねり、約1分間で左右20回程度のひねりを繰り返す。


ねじれ腸は約5人に1人いると言われており、下腹部がぽっこりと出やすい特徴があります。
腸をもとの位置に戻すようにマッサージを行うといいでしょう。

1.仰向けになり両膝を立てて、恥骨の上あたりに両手親指以外の指を置いて弱い力で押します。
2.腸を持ち上げるのをイメージしながら、おへそ付近までゆっくりと押し上げます。
3.これを約1分間行います。
※参照元: 久里浜医療センター|「ねじれ腸」について

座ったままできる簡単マッサージ

仕事中や外出先、そして家のトイレなどで座ったままでも簡単にできるマッサージを紹介しましょう。

1.座った状態で息を吸いながら、腰から上体をひねります。この時に下半身の向きは変えず、正面に向いたままにします。
2.頭頂部を糸で吊られているのをイメージして、背筋を伸ばしながら息を吐きます。
3.ひねった方向に視線を向け、手をそのまま添えた状態で体勢をキープします。
4.再び息を吸いながら正面を向いて、息を吐きながら今度は反対方面へとひねります。
5.この動きを左右交互に行いながら、合計10回ほど行いましょう。

便秘解消に効果的なツボ

私たちの体内には300箇所以上のツボがあり、様々な器官と繋がっていると言われています。
その中には腸に関係するツボも複数あり、押したり刺激を与えると便秘解消にも効果があると考えられています。

特に慢性的に便が溜まりがちな方は、便秘解消に効果的なツボを刺激するのを習慣化することをオススメします。
しっかりツボを心得ておけば、仕事の休憩中などちょっとした時間を利用しながら、効率良く便秘を解消できると思います。

お腹のツボ

お腹のすぐ近くには腸があり、ツボを押すことによって直接腸に刺激を与えられるため、整腸効果が高いと考えられています。

しかし、ツボを押す時はあまり強く押さないように注意が必要です。ツボを押す時は息を吐くのがポイントです。

まずは、お腹にある2つのツボを紹介します。それぞれの便秘に対する効果やツボの押し方についてもしっかり覚えておきましょう。

■大巨(だいこ)
おへそ近くに大巨(だいこ)と呼ばれるツボがあります。
おへそから指2~3本分ほど外側に、さらに下へ指2~3本分ほど下がったところにあります。

大巨のツボを触って硬くなっている場合は、腸に便が溜まっている証拠だそうです。
指で強く押さずに優しく揉むような感覚で行いましょう。

また便秘以外にも、不眠や動悸の解消にも効果があると言われています。

■気海(きかい)
下腹部に位置するのが気海(きかい)と呼ばれるツボです。
おへそから指2本分ほど下に離れたところにあります。

両手の指を使って、腸に対してまっすぐ10秒ゆっくりと押すのがポイントです。

腸に刺激を与えて便の通りが改善されると言われています。
他にも女性の生理不順にも効果があるようです。

足のツボ

足ツボや足裏マッサージというフレーズをよく耳にしますが、足にも腸やお腹とつながっているツボがいくつかあります。

■梁丘(りょうきゅう)
両足ひざの皿の上から外側に指3本ほど離れたところに、梁丘(りょうきゅう)というツボがあります。
この部分を指で押してみて痛いと感じる場合は、胃腸の調子が悪い証だと判断されるようです。

ツボをマッサージするやり方は、ゆっくり時間をかけながら指で少しずつ押しましょう。
ベッドやソファで横になって出来るので、テレビを見ながらでも寝る前など、ちょっとした時間を利用しながら便秘を解消できます。

土踏まずには胃の不調を改善する効果があるようです。
もし胃の調子が悪いと食べ物を消化するのに時間がかかってしまい、便秘につながります。
そのため、なるべく早く胃の調子を上げることが大切だと考えられています。

ツボは土踏まずの少し上あたりを少し強めに指で押したり、拳でグリグリと刺激を与えましょう。

※参照元: 便秘と下痢がラクになるツボ | ツボ百科 | サワイ健康推進課

手のツボ

手にはたくさんの毛細血管が集中していて、便秘を解消するのに役立つツボも多くあるようです。

手のツボをマッサージするだけでも、脳内がリラックスモードになって腸の働きも活発になると考えられています。

■間使(かんし)

間使ツボ

手首を仰向けにして横シワの部分に逆の手を当てると、親指が腕に当たるところに間使(かんし)と呼ばれる手のツボがあります。

間使をマッサージすると、短時間で腸のぜん動運動を起こして活発になり、便を早く出すのに効果があると言われています。
この部分を指先で少し痛みを感じる程度の強さで押すのと、揉みほぐすのを交互に行うと良いそうです。

■合谷(ごうこく)

合谷ツボ

他にも人差し指と親指の骨が合流するところの近くに、くぼみがあります。そこは合谷(ごうこく)と呼ばれるツボです。
特に腸と密接な関係があり、便通を良くしたり、頭痛や目の疲れ、肩こりにも効果があることからも万能のツボとしても広く認識されているようです。

この合谷を逆の手の親指を使って5秒、グッと強く押します。
ジワーっと痛みを感じるぐらいがちょうどよく、これを5回程度繰り返すと良いそうです。

背中のツボ

背中にも便秘を解消するツボがあると考えられています。
背中の場合だと自分の手では届く範囲が限られるので、他の人に協力してもらったり自身で使いやすいマッサージグッズを使うと良いでしょう。

便秘点(べんぴてん)

便秘点ツボ

背骨を軸にして肋骨の一番下から指2本分ほど下に離れて、さらに指4~5本分ほど外側にあります。
名前の通り便秘を解消するためのツボですが、腰痛の解消にも効果があるようです。

ウエストに両手を当てて、親指でグリグリと揉みほぐしながら押します。腰を左右にひねりながら行うと、よりツボを刺激することができます。

ツボを押す時は、息を吐きながら行うのがポイントです。これを10回ほど行いましょう。

【便秘解消】マッサージ・ツボのまとめ

便秘解消に効果的なマッサージやツボについて紹介してきました。

便秘の悩みを抱えている女性は多いと言われてますが、安易に考えたりそのまま放っておくことで次のような症状が現れます。

  • 肌荒れ
  • 体臭がキツくなる
  • お腹が張る

市販の便秘薬を使う方法もありますが、薬に頼ると依存してしまい、自力で便を出すことが出来なることもあります。
できるだけ体に負担をかけずに便秘を解消することが大切だと思います。

便秘解消に役立つマッサージやツボを心得ておけば、お風呂上りやテレビを見ながら簡単に実践できるでしょう。

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